いよいよ折り返しだ。6話はどれも気合いが入っているのが明らかで、私も気合いを入れて書いた。じゃないと作品に失礼だと感じたからね。
- 「やがて君になる」第6話『言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて』
- 「アニマエール!」第6話『どきどきダブルベースサイスタンド』
- 「となりの吸血鬼さん」第6話『インタビューウィズヴァンパイア』
- 「うちのメイドがウザすぎる!」第6話『うちのメイドの昔のオンナ?』
- 「風が強く吹いている」6話『裸の王様』
- 「ゾンビランドサガ」 第6話『だってセンチメンタルSAGA』
- 「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」 第6話『俺と妹の白桜女学院文化祭』
- 「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」 #6『君が選んだこの世界』
- まとめ
「やがて君になる」第6話『言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて』
これは「神回」と言っていいのではないか!?
生徒会劇の復活は、交通事故で亡くなった姉・七海澪が成しえなかったことの復活でもあった。
「姉の分まで生きろ」
自分の人生のはずなのに、親戚が挙(こぞ)って姉を燈子の人生に介入させてくる。
プレッシャーに晒されて、何物でもない自分には戻れないという燈子。
その判断を尊重する佐伯先輩は、侑に釘を刺しながらヒントをくれる。
七海燈子の周りが着々と動き出しているのだ。
そのきっかけは間違いなく侑。
***
川原に燈子を誘う侑は、ありのままの七海燈子でいいのではないかと提案する。
そして、それに対する「返し」が秀逸。
15:00~15:20の20秒間は、久しぶりに鳥肌が立った。
飛び石を渡る二人の距離感と、電車による陰影、さらには美しい夕焼けの背景。
効果的にこの場面を活かす、畏れいる演出だ。
決して「いもいも」の作画と比較してはならない。
***
一見すると矛盾なような言葉の関係。
「どっちの先輩も好きにならない」という告白。
「『好き』って、暴力的なことばだ。」
「『好き』は、束縛することば。」
「好き」を知らない侑が、燈子の眼には優しく見える。
それでも侑には「好きだよ」という燈子。
暴力性と束縛性を承知の上で、自分は言われたくないくせに、侑に「好き」という七海燈子。
この6話最後のシーンは、BパートとCパートで、互いの独白を比較できる。
助詞を一つ変えた6話のタイトルは、今回の物語の断片を見事に描写しており、
私は興奮して画面にはりついていました。
ーどうか侑、私を好きにならないでー
百合ものはこうでなくっちゃ☆
「アニマエール!」第6話『どきどきダブルベースサイスタンド』
作中でも言及されていたが、「サイ」とは太もも。
ダブルベースサイスタンドはこれ↓
バスケ先輩、チア部チア同好会から慕われてんなぁ。
ローアングルおじさんネタ乙。
「ふかわりょう難民救済」とか、ニコニコのコメは頭の中どうなってんだろ。
お、7:00あたり、腹話術になっちゃってる。
「いもいも」じゃあるまいし珍しいねぇ~
ひづめのトラウマスイッチもノルマとなって定着しつつある。
ひづめの兄、「兄舞エール」とか誰うま。
モノノタトエ-ハトヤ-ステイ-
今週の宇希ちゃん:
↓おもわずコメントを打ってしまった、わきわきうき。
私は断固としてキモくない!!!!
だって他のコメントもなかなかヤバいだろ?
「となりの吸血鬼さん」第6話『インタビューウィズヴァンパイア』
灯の友人の朔夜がソフィーにインタビューする話と、いつもの4人でショッピングする話。
23分40秒という時間が一瞬で溶ける。
アインシュタインもびっくり。
例外なく全員可愛いので、本当に週末は「吸血鬼さん」に癒やされています。
MPとHPを回復させて頂き誠にありがとうございます。
ソフィーみたいに、ネット配信でアニメを見過ぎてしまうことは私も多々ある。
ソフィーとアニメの感想言い合いたいなぁ。
4人がそれぞれの服を選んであげるなら、もうちょっと着た姿も見せてほしかったなぁ。
ひなたが選んだ服をエリーが着ているところも見たかった。
次回予告が、なんと、夏祭りっ!
浴衣姿を拝めるなんて、一週間後が楽しみ♪
「うちのメイドがウザすぎる!」第6話『うちのメイドの昔のオンナ?』
OP歌詞、「大人よ大人になれ」とは、このアニメの登場人物の大人が、もれなくヤヴァいからなんだなぁ…
鵜飼みどり(33)。
これで33歳は容姿アリだと思うし、このマゾの気持ち、わからんこともない。
つばめがハイスペックすぎるんだよなぁ。
33歳女が28歳女を追いかける展開も、一周回ってアリだと私は思うぞ。
…一周回らないとダメだけど。
「赤飯炊かれた人に欠片も興味がない」ってセリフのインパクトたるや。
そして、6話は作画が少し雰囲気変わったかな?
「風が強く吹いている」6話『裸の王様』
「本練習ですよ、今から」「行きましょう、キングさんも」
「言ったろ。俺には俺でやることがあるって。大変なんだよ今。」
「忘れろ、そんなもんは。走って忘れろ。」
「現実逃避ってか?」
「明日も明後日もその先も、やるべきことに変わりはないだろ。いつだって目の前にあるのは現実だ。なら逃げるんじゃなくて、いっそ一緒に走ってみればいいんだ。現実と。」
「走って就職できんのか?」
「わからん。ただ、とまっていると不安になる。俺にはあったよ。そういうときが。」
これは誰しも当てはまるのでは?
私はまさにコレで、一人で勝手に焦って不安になってた記憶が…
その他、この6話では竹青荘の各々が有している、一つ一つの取り組みへの姿勢や考え方が、丁寧に各所で描写される。
作画も丁寧。
視聴者が内容に没入できる仕掛けになっていて、小説を読んでいるときのカタルシスがアニメでも感じられる。
自分の経験や考えと重ねながら視聴すると、この作品は一層面白くなる気がした。
走が笑った(=デレた)ね。
さあ、次は記録会かな。
「ゾンビランドサガ」 第6話『だってセンチメンタルSAGA』
『フランシュシュ』にもファンがついてきた。
これもひとえにプロデューサー巽幸太郎の手腕。
ここらでひとつファンとの交流を持たせ、その心をガッチリ掴ませよう。
普段はデジタルを駆使しても、アナログな繋がりの強さを忘れてはならない。
実際にファンを目の前にすれば、ゾンビィどものなかよしチームワークも強まるはず。
完璧。
シャワーを浴びる。
―――――《巽幸太郎》の日記より
若干シリアス展開。
純子と愛のジェネレーションギャップが軋轢を生み、フランシュシュにも影響が。
どやんす~どやんんす~(あたふた)
そして、純子と愛の死因も判明する。
お互いのバックグラウンドを知ったところで、純子にはさくらが、愛にはサキが側に寄りそうのが視聴者にとって印象的。
SAGA ROCKへの布石としての6話といった感じか。
ところで、幸太郎Pはなんやかんや有能だ。何者なんだよ…
いちブロガーとしては、05:28に一瞬映っている
「YOKATTAI★SAGA - もじもじくんブログ」
が凄ぇ気になりました。
2018年11月13日0時37分時点では、URLは存在しなかった。
「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」 第6話『俺と妹の白桜女学院文化祭』
デフォルメ絵が「誤魔化し上手くなったな」ってコメはストレートすぎぃ!
多少紙芝居でも違和感がなくなるのなら私はその方がいいと思うけどな。
07:41「目がイワシ」とかよくみんな気付くよね。
兄弟SMのところはけっこう笑った。
そして劇シーンのギャグ顔の気合いの入りようにはもっとワロタ。
EDの原画:正直困太には爆笑した。
「来週は万策尽太やぞ」コメとか付くあたり、やっぱりこれはニコニコで観るべき作品だわ。
原作者はご愁傷様です。
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」 #6『君が選んだこの世界』
はーいエンドレスエイト~。
ループする流れなのは殆どの視聴者が気付いていたぞ。
咲太の砂の城が地味にレベルが上がっている。
そして3話ごとに一連のエピソードが終わるシステムも把握。
青ブタは純粋に画期的で面白い青春群像劇なのになぁ。
タイトルで割と損している作品だと思う。
朋絵が7月18日までを経験(というよりシミュレーション)し、6月27日からやり直すのは正直私は予想していなかった。
思わず感嘆の声が一人暮らしの寂しい私の部屋に漏れた。
ありがちだと皆が抱く期待や想定を、ほんの少しでも裏切ってくれると映画でもアニメでも面白く感じるよね。
青ブタの魅力に改めて気付けたエピソード。
時系列をいじるお話は小説でもアニメでも何でも、プロットを綿密に組む「下ごしらえ」が肝要だし、作者の頭が良くないと面白くならない。
次の3話分のお話にも期待。
まとめ
各6話には並々ならぬ気合を感じた。折り返し地点でもあるから、最終話に向けた第一ピークを狙ったのだろうか。
ここからは、登場人物もそろい始めたなという賑やかさと、最終話にどう向かっていくのかという寂しさを胸に、作品を見守っていくのが私の毎回の心持ちだ。
そして改めて思うのは、ニコニコのコメは面白い。
OP/EDの歌詞職人もそうだし、他作品ネタにも寛容で、頭が柔らかくて秀逸なコメを見ると、視聴者と共により楽しんで作品が観られる。
まあ、寂しさを紛らわせたいという理由もなくはないけどね…