未完結ブログ

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【2018秋アニメ】12話視聴の感想振り返りまとめ

多くのアニメが最終話...

 「やがて君になる」第12話『気が付けば息も出来ない』

合宿もいよいよ最終日、生徒会メンバーは台本を手に皆で読み合わせをしていた。慣れない演技に苦戦する槙をはじめ、どこかぎこちない面々。しかし燈子は読み合わせを進めて行くうちに、周りを圧倒するほど演技が白熱して行く。その理由に気付いた沙弥香は休憩を提案し、コンビニへ買い出しに行く事に。沙弥香に同行した侑は、釈然としない様子で・・・。

濃厚なキスシーンも見所として(私含む)ライト層も楽しめ、一見して見過ごすような演出に考察を馳せながら深くアニメを楽しむディープ層も虜にする。

今期秋アニメを豊作たらしめる素晴らしい作品だと改めて感じる。

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ニコニコ市場で、侑の家の扇風機があるのに気付いてひとり笑った。

さて、やはり演劇の結末が変わった。

侑が好きなモノ=燈子が嫌いな燈子自身

侑は、自分が好きなモノを燈子に嫌いで居て欲しくないということで行動を起こした。

過去に基づいて所与の選択肢から選ぶのではなく、幕が上がった瞬間の「今」これからどうするかを決定していく。

それは作中劇である生徒会劇でも、この「やがて君になる」でも、踏襲されているように私には思えて、だからこそこの作品はクオリティーが担保されたアニメになったのだろう。

***

侑が燈子を家に誘うシーン、ここはコメントでも考察がはかどっていた。

四叉路にも十字架にも見える。

このシーン直後の侑のセリフから、燈子との約束の個数も4つだとわかる。

1つ以上、複数の演出意図を以てこのシーンを挿入しているのだろう。

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①先輩のそばにいる②生徒会劇を手伝う③他の人を好きにならない④先輩を好きにも嫌いにもならない

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 「アニマエール!」第12話『One for All, All for One』

アニマエールも終わってしまった...

2019年冬は何を支えに生きていけば良いのだろうか。

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タイトル通り、不安で本領を発揮できないでいるこはねをみんなでカバーするチア部。

思えばこはねは、みんなのために頑張る献身的な子。

そんな想いが最終回で自分に返ってきたんだろう。

アニマエールは、仕事で辛いときにまさに励まされたアニメの一つだった。

アニマエール、ありがとう。

今週の宇希:

→犠牲と言いつつ役得をかってでる都合のいい宇希ちゃん。

今週の宇希ちゃんのコーナーももう終わり...

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「となりの吸血鬼さん」第12話『巡る季節と吸血鬼』

最後に1話を再現しながら、12話までを振り返るED。

もう終わってしまうんだなという寂しさが...

いやだあああああああ終わんないでええええええええええ

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***

血液のストックが無くなっても、親友の灯の血は決して飲まない。

ほんとうに大切な存在になっているんだね。

ソフィーとエリーを心配する灯は優しいし、ソフィーがゆめゆめ灯の血を飲まないのも、素っ気なく言っているのも優しい。

お互いがお互いのことを思い合っている。

OPの歌詞「ねぇ、私たち友達でしょ?」を彷彿とさせるエピソード。

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職人コメ。吸血鬼にとってはこれも飯テロ。

そして話題になっていたショートのソフィー。

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似合うなあ...

もっと灯やソフィーたちのやりとりを見ていたいというのが率直な感想。

だんだんと灯の鬼畜こけし具合もクセになり、私はこのアニメに本当に癒やしてもらったから感謝している。

ありがとう。

「うちのメイドがウザすぎる!」第12話『うちのメイドとこれからも』

入ってはいけないと言われていたミーシャにとって大切な部屋に入ってしまった、わしわしとゆい。誰かが侵入したと知り、激昂したミーシャの前でつばめは「自分が入った」と2人をかばいます。中から鍵をかけ、部屋に閉じこもってしまったミーシャ。そこへ、連絡を受けた康弘が帰ってきました。他人が部屋に入る事をミーシャが拒む理由は・・・。

ミーシャの克服とかもめの過去が描かれる最終回。

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つばめが自衛隊に入った理由、退職した理由、眼帯の理由が明らかになった。

シリアスの節々に変態めいた回想が挿入され、ブレなさに安心しながら最後まで見守れた。

母を忘れて楽しく過ごす自分が嫌いだと言って、ミーシャは自己嫌悪と八つ当たりを認識している。

小学2年生でここまで思えるのなら、つばめの言う通りミーシャは聡明だ。

忘却ではなく、克服と成長なのだよ。

***

ミーシャが部屋から出るまでは、全体が暗い色調だったが、

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扉を開けたら一転、明るさが戻る。

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このはな綺譚」でも、色を映えさせるための演出としてあった。

むしろ色調とミーシャ&つばめの心情をリンクさせていることを先読みし、どのタイミングで色が取り戻されるかという視点で見ても面白い。

タイトル回収のミーシャの叫びも最後にあり、よい作品だと思った。

犯罪めいた変態さには笑わせてもらったし、これも私が仕事で辛いときに励まされたアニメの一つでもあるから、この作品にも当然感謝している。

「風が強く吹いている」12話『』

ニコニコでは、配信が休止となって年明けに延期してしまった。

配信され次第更新予定。

ゾンビランドサガ」第12話『グッドモーニング アゲイン SAGA』

《さくら》の記憶が戻らない。

まったく「持っとらん」「持っとらん」とうらめしかやつだ。

だが、ここで諦める巽幸太郎ではない。

自分を信じろ。

俺は必ずアルピノのステージに『フランシュシュ』を立たせる。

そこからがプロジェクトの本当の始まり。

『ゾンビィランドサガ・プロジェクト』の始まりなのだ。

                ―――――《巽幸太郎》の日記より

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最初はゾンビアニメということで、バトル要素があるのかと思った。

ところ2話のラップでその予感が外れてこの作品に惹かれ、気づけば多くの人から「覇権」と言わしめた新感覚アイドルアニメに。

まだまだグループとしての伸びしろもあるし、最後も意味深な終わり方だったから、きっと2期があるだろう。

原作の漫画や小説がないオリジナルストーリーだからこその毎週のワクワク感はたまらなかった。

各キャラの個性・良さが全話通じて満遍なく滲み出ており、きっと視聴者は「推し」以外のメンバーも等しいと言っていいくらい好きになったいったはず。

さくらの記憶が戻ってから表情が変わり、ライブが完遂された瞬間には寂しさよりも満足感が私には残った。

今後のフランシュシュに期待!と敢えて言ってみる。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」#12『覚めない夢の続きを生きている』

七里ヶ浜で遭遇した幼なじみの鹿野琴美を覚えていないと言ったかえで。その再会をきっかけに咲太は麻衣とのどかに、かえでが記憶を無くしてしまっているという事実と、2年前に起こった出来事を打ち明ける。琴美と会った次の日からもかえでは、学校に行くための練習を続けようとするが…

「かえで」が消えて、「花楓」が戻ってきた。

解離性障害ということで、かえでには花楓の記憶がない。

その記憶を取り戻そうとして、目標ノートに丸印をつけていった。

自分には時間が残されていないと知りながら、かえでは学校にいこうとする。

せっかく夜の学校に行けたのに、それがまるで無に帰した。

咲太からしたら、いままで過ごした時が水泡になってしまうようで、安定しない心持ちになるだろう。

蛇足だが、解離性障害モノのアニメは、テーマが割とありふれているから、他の作品と比較されやすい。

13話にて「かえで」と「花楓」の関係にどう折り合いつけていくかに注目する。

まとめ

年が明け、2019年冬アニメのラインナップが明らかになってきた。

2018年秋アニメは、このブログでなるべく定期的に更新しようと思って取り上げることにしたテーマであった。

最後まで感想を完走できたものには、感謝しかない。

引き続き13話があるものは最後まで見届け、2019年冬もブログを続けていければ幸いだ。