『宍道湖しじみ中華そば琥珀』は、今年私が訪問した中で最も感動したラーメン屋かもしれない。
雑色駅で降りたら、まず行列から離脱してしまわないように予めお手洗いを済ませ、商店街を抜けて歩いて行き、なかなか開かない踏切を越えたら、目の前にお店がある。
平日にもかかわらず、昼の炎天下の中、合計で1時間待つことになったほどの行列。
それを覚悟の上でみんな頑張って並んでいるのだ。
夏だったのでお店から貸し出し用の日傘がセットされていたが、汗ふきタオルや日焼け止めは各自準備しておくのがいいだろう。
長時間待機が予想されるので、夏冬ではなく春秋を狙い、暇つぶしグッズを準備しておくのをオススメする。
「1時間並ぶなんて長いわ!」と思ってしまっても無理はないが、例えば東岩槻の『オランダ軒』は余裕で2時間待たされるので、有名店で1時間はまだマシな方かもしれない。
せっかくならんだので、宍道湖しじみ中華そば〈塩〉の特製にして、サイドメニューの吊るし焼きバラ丼も注文!
このときの自分、なんて贅沢なんだ...
盛り付けのファーストインプレッションから圧巻。
うつくしい。
何を食べてもハイクオリティで美味い。
日本人はしじみ出汁のホッとする効力に弱いのか、スープの減りが早くなってしまう。
これはとんでもないラーメンだ。
吊るし焼きバラ丼も最高!
花弁のような厚いチャーシューを1枚ずつ剥いでいくと、タレが染みたごはんで絶品なTKG(たまごかけごはん)ができる。
最高の体験ができて、大満足であった。
ごちそうさまでした。