久方ぶりに藤沢で早めに終わる仕事だったので、普段なら行けないラーメン家にいくことにした。
『萩原家』は平塚の矢口家系譜のお店で、以前は弘明寺にもお店があったが、2020年に閉店して、今は藤沢店だけ。
家系ラーメンにも種類があり、スープは醤油先行型かバランス型か、粘度はどのくらいか、麺はどこのものか、青菜は...など、挙げたらけっこうきりがない。
家系ラーメンは二郎系にも劣らず熱心なファンが多い。
私は熱心なファンでは到底ないけれど、それでも初めて訪問する家系ラーメンのお店は、どの傾向が強いのか楽しみなのだ(特にノーマークであればあるほど)。
日曜の21時頃に訪問して、外待ちはなかったが店内は先客が多く賑やかだった。
麺の太さが好みで選べるらしい。珍しいね。
朝も昼もあまりたべていなかったから、ここでカロリーを摂取するために「半ライス・味玉・ほうれん草」を追加。

太い麺にしたこともあって、酒井製麺をはじめとする他の家系ラーメンとは明確に異なる印象だった。
そして麺の長さも比較的長め。
スープは粘度がありとろみがあるのだが、醤油感をセーブしていて味わいはバランス型に寄っている印象。
面白かったのが、スープの底にあるザラツキが、味噌汁を彷彿とさせるような出汁的な旨味を感じさせてきたこと。
これははじめての経験だった。
チャーシューがちょっと小さいかなと思っちゃった。
最近は諸々値上がりして高いからしょうがないかもだけれど。
総じて、こんな家系ラーメンもあるのか~という新しい発見ができた。
ごちそうさまでした。
店の外観

場所・地図
藤沢駅から徒歩10分くらい。