東京駅は駅としての機能は言うまでもなく、お店もかなり充実している。
東京駅自体が遠出の目的地になってもいいレベル。
というか実際に私もグランスタや駅弁目的で東京駅に行っている人間なので...
そんな私が最近ハマった海鮮系の駅弁を7種類載せてみた。
- ①『えんがわ押し寿司』(神尾弁当)
- ②『伯養軒の炙りえんがわずし』(伯養軒)
- ③『鮭といくら弁当』(日本ばし大増)
- ④甘えびの箱寿し(稚内駅立売株式会社)
- ⑤山陰鳥取かにめし(アベ鳥取堂)
- ⑥炙りのどぐろ棒寿し(駅弁たかの)
- ⑦おとなの焼き鯖寿し山葵(番匠本店)
①『えんがわ押し寿司』(神尾弁当)

ええ。
えんがわ系の駅弁を2つ買ったとも。
ネットでバズっているのを知って、気になって実食してみた。
最近駅弁を食べまくってるけど、やっぱり東京駅の"えんがわ押し寿司"が俺は好き…話題になりすぎて、この弁当が今月2回もテレビで特集される異常事態。さらに流行る?気になる人はぜひ。 pic.twitter.com/PK3QxauXuz
— 俺ニキ🐧/コスパ最高のグルメ (@ore_meshi29) 2024年8月19日
えんがわ系の駅弁は「ネットでエキナカ」からネットで予約もできる。
が!人気のため2週間程度先しか受け取り予約できないので「旅の前日に気軽に予約♪」などはムリ!
ネット予約は余裕を以て試みよう。
当たり前だが当日購入したい場合は東京駅現地で買える(大元の仙台でも当然買える)。
人気のため、運が悪いと夕方には売り切れているらしいので、確実な入手ならネット予約が安全かも。
午前に東京駅を利用するなら現地現物狙いもアリ。

す~~ごい輝き!
押し寿司のため、ご飯に切れ目(境目)があるからおかずとごはんの片方が残ってしまうなんて心配は無用。
醤油をちょっとたらして、味わいながら食べる。
もうね、感動。恍惚。
美味しすぎてため息がでたよ。
海鮮なのでサッパリしつつも、えんがわの脂のブワッと口内を席巻して満足感が押し寄せてくる。
総じて、大変おいしかった。
原材料や栄養成分表示が探しにくかったので、ここに写真を貼っておく。


『えんがわ押し寿司』のカロリーは629kcal、たんぱく質10.1g、脂質24.2g、炭水化物90.7g、食塩相当量3.1gとなっている。
やはり美味しいモノは脂肪と糖でできているんだね。
②『伯養軒の炙りえんがわずし』(伯養軒)

普通のえんがわで美味しいんだから、炙ったらもっと美味いはずやん!?
食べ比べるためにえんがわ系の駅弁を2種類購入した。
こちらもネットで大バスりしていた。
えんがわLoverへ、東京駅の"炙りえんがわ寿司"がマジ美味いぞ…脂が乗ってて口の中で溶けて、塩や昆布醤油の味変が天才。これ駅弁の答えすぎる… pic.twitter.com/CtO9aehCDH
— 俺ニキ🐧/コスパ最高のグルメ (@ore_meshi29) 2024年11月9日
流行ったピーク時には事前予約or当日早朝入手をしなければならないほどだった。
でも今は落ち着き始めていて、朝7時発の新幹線にのるときに東京駅の駅弁屋踊と駅弁屋祭で私は現物を20個積まれている姿で目撃しているのでご安心を。
夕方にめぐりあえたらラッキーと思うべし。
ブームが落ち着いたら色んな人が気軽に食べられるのにね。

おお!?
すだち・昆布醤油・塩が入っている!
味変ができてしまうねぇ~~
期待が高まる中、いざ開封。

ふ、ふつくしい...まず見た目が圧巻...!
炙ると一層美味しい気がした。
脂の旨味が引き立つし、メイラード反応によるうまみ効果もあるのかもしれない。
『えんがわ押し寿司』は素のポテンシャルで勝負してきているのに対して、『伯養軒の炙りえんがわずし』は戦力を+αして隙が無い勝負をしにきている印象を受けた。
そこそこ酢飯のにおいがするよ。
以下、原材料や栄養成分表示。

『伯養軒の炙りえんがわずし』のカロリーは568kcal、たんぱく質8.7g、脂質18.7g、炭水化物85.6g、食塩相当量5.4gとなっている。
③『鮭といくら弁当』(日本ばし大増)
脂質を抑えつつたんぱく質も摂取しながら、でも贅沢はしたいなぁ...
というワガママな気持ちの時にはこれを買っている。

開封したファーストコンタクトでの見映えって大事だよね。
期待や食欲に直結するので。
高たんぱく質は鮭のおかげだろう。
まさに海鮮親子丼ですな。

地味な脇役と言ったら失礼かもしれないが、右下のシイタケ・玉子・かまぼこが名脇役!
美味くて、主役をきちんと引き立てており、けっこう印象に残っている。
低カロリー高たんぱく質の「余裕」を贅沢ないくらが全て埋めた感じ。
私はスキーへいく前の気合いの朝食として食べた。
サッパリしつつも満足感と非日常感を兼ね備えており、わかりやすくシンプルな美味しさなので個人的にはお気に入りの駅弁のひとつ。
以下、原材料や栄養成分表示。

『鮭といくら弁当』のカロリーは564kcal、たんぱく質26.9g、脂質12.6g、炭水化物86.5g、食塩相当量4.6gとなっている。
④甘えびの箱寿し(稚内駅立売株式会社)
なんとさらに高タンパク低カロリーの弁当がある。
「えび」だ!


葉っぱをどけてみると...

一面にしきつめられた甘えびが!
某麻呂さんの「エビの宝石箱や~」がまるで聞こえてくるかのように、輝いている。
醤油と塩の両方が付属してくるので、お好みで食べれるよ。

『甘えびの箱寿し』のカロリーは467kcal、たんぱく質16.3g、脂質5.1g、炭水化物86.8g、食塩相当量6.4gとなっている。
⑤山陰鳥取かにめし(アベ鳥取堂)
「えび」があるなら「かに」もあるさ。
こちらはパッケージと容器が可愛いから買っちゃった。

包装箱から取り出すと、

かに型のかわいい弁当箱になっている。
この弁当箱は電子レンジ加熱もできるので、洗ってくり返し使える(し、それを推奨している文言が包装箱裏面にも載っている)。
嬉しいねぇ。
パカッと蓋を開けると、

かにの炊き込みご飯が敷き詰められている。
かにの良い風味がするおこわみたいな食感だった。
ツメには切り込みを入れてくれていて、中の身の部分をとほじくりやすくなっている。

『山陰鳥取かにめし』のカロリーは424kcal、たんぱく質18.8g、脂質1.5g、炭水化物83.9g、食塩相当量3.4gとなっている。
脂質が圧倒的に低い...!
⑥炙りのどぐろ棒寿し(駅弁たかの)
駅弁は本当に多種多様で、王道の海鮮以外にもニッチで珍しい名物もあるから面白い!
「のどぐろ」がどんなもんか気になって買ってみた。

炙っていたら、もう美味いに決まってますやん。

竹皮の雰囲気のある包みを紐解くと、

うお~金色に輝いている~
上には昆布が保護膜のように覆っている。
旨味で攻めてくる系の寿司弁当だった。

『炙りのどぐろ棒寿し』のカロリーは(100g表記から内容量250gに合わせて2.5倍に換算すると)450kcal、たんぱく質12.0g、脂質14.25g、炭水化物68.0g、食塩相当量2.75gとなっている。
⑦おとなの焼き鯖寿し山葵(番匠本店)
鯖はけっこう脂がのっていて美味しいので、そこそこのカロリーがある。
一方で、青魚だからDHAが豊富なので健康には良いのだ。
高カロリーは美味い証拠だからね~

失礼な書き方かも知れないが、パッケージを見て買ったときの予想を超えて美味しかった。
良い意味で予想を裏切られたのですごく印象に残っている。

ご飯がわさびご飯になっていて、ご飯と鯖の間にも粗めのわさびが挟まっている。
わさびの要素が多いのに、ぜんぜん鼻にツンときて涙ぐむような辛さは無く、わさび本来の美味しさをちゃんと堪能できる!
鯖と一緒に頬張ったら、商品名の通り、大人な上品なマリアージュを口内に感じることができる。
ネットでバズりにくいと思うし、これは知る人ぞ知る隠れた銘弁当だ。
個人的には満足度も圧倒的でイチオシ。
『おとなの焼き鯖寿し山葵』のカロリーは827kcal、たんぱく質35.2g、脂質50.9g、炭水化物57.0g、食塩相当量5.1gとなっている。
...もちろん、まぐろ・鯵・あなごなどの他の海鮮系有名駅弁もある。
気になる駅弁があればこの投稿に追記していって私的ストックにもするつもり。
読んでくれた方の良い駅弁との出逢いを祈るので、私の良い駅弁との出逢いも祈ってほしい。