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【柿田川・源兵衛川】静岡県三島市と駿東郡清水町の写真

2020年8月14日に静岡県三島市及び駿東郡清水町に一人旅行した記録。

今回の一人旅テーマは「水」

今回お目当て:柿田川湧水・源兵衛川

写真多めのため読み込みが重いかも。

青文字は冬に再訪して加筆したもの。

三島駅楽寿園

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JR三島駅南口に到着(am7:00)。

朝早くて、お店も駅の売店ぐらいしか開いておらず、すれ違う人はスーツを着た人たちだった。

気合は十分なので、駅の看板を意味も無く撮影。

 

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「来たぞ、そして巡るぞ!」というテンションで撮影したJR三島駅

東京方面(熱海以東)から東海道線で来る場合、電子マネーSuicaで来るとJR東日本JR東海になるため、そのまま改札は通れないので注意。

駅係員さんのいる窓口で対応してもらった。

帰りも同様なので忘れずに。

 

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よく見るとえぐれている。

このJR三島駅はホームにある「えぐれ」が名物のようです。

鉄道系には明るくないですが、記念にえぐれているホームも撮影。

伊豆箱根鉄道から踊り子号が転線する際に、車体をズリズリ擦らないような配慮のようです。

 

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あまりにも早く着きすぎたため一息。駅前ベンチに小さい噴水があった。もうこの瞬間から、三島市=水のまち という期待感が高まる。

 

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駅前ロータリーにも人工の川が流れており、気温は暑いけど気分は涼しい。

気分だけはね。当日は熱中症に気をつけた方が良いレベルの暑さだった。

 

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朝の人気(ひとけ)の無い路地。こーゆーのも大好物。ちょっとノスタルジックな感じがするのでgood。きっと昼には人が増す...はず?

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白滝公園の道路を挟んだ向かい側に、おとなしく「浅間神社」と書かれた石塔が見えたので路地に入ると、小さな神社が。

昔は富士山に登る前にお参りしたのだろうか。

ここも水と調和する綺麗さと静謐(せいひつ)さがあった。 

楽寿園

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楽寿園(駅側の門)。朝9時から入場らしく、待ちぼうけを食らった。もっと調べていれば...

 

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案内図で記されている「のりものの森」「どうぶつの森」は子どもが多く、水遊びができるスペースが確保されていた。

入場料を払っているから、変な人が入って来る心配も少なく治安がいいのだろう。

 

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ただ、私の今回の一人旅のテーマは「水」。

小浜池に直行。

聞けば私の来訪時の小浜池の水位は217cm。

けっこうレアケースのようで、楽寿園入口にアピールされていた。

後から調べたら静岡新聞にも取り上げられていた。

59年ぶりとは凄い。早速写真を撮影させてもらった。

www.at-s.com

 

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きれいに反射している。水も透き通っていて綺麗だ。

 

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いちいち水の綺麗さに感嘆させられる。自分以外のお客さんも「きれいだね」って口々に言っていた。

 

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池と池、池と池中央の小島には橋が架かっており、少年心には勝てず渡ってしまった。

 

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個人的にこれが楽寿園での1、2を争うショット。ちょうど水草の手入れをしていた。いっぱい太陽を浴びて美しく育ってほしい。

 

白滝公園

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ちっちゃめの公園ではあるが、水の綺麗さは抜群。

 

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小川のせせらぎが気持ちいい。のんきに泳いでいる鴨がマジ癒し。

 

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この公園、この川は「生活」に溶け込んでおり、この浅い川を犬と一緒に飼い主が渡っていった。気持ちよさそうだったなあ。

 

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来訪時、やはり普段より水位が高いようで、川ではない箇所も泥濘(ぬかる)んでいた。「足下注意」の立て看板と赤いパイロンが数カ所に設置されている。

 

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この公園をはじめ、三島駅付近では「自然」と「生活」と「観光」が上手く融合している様を目の当たりにした。

源兵衛川もそうだが、自然のあるがままではなく人間の手を加えた「共存」の美しさ。

観光客も、地域の人たちも楽しめる場だ。

今回の一人旅行は目的や諸般の事情から風景だけを撮影しようとしていたが、↑の子供連れの方がいるこの光景が印象に残り、撮影した。

※なるべく顔が写らないように配慮しました!

源兵衛川

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来ました!メインの目的の一つである源兵衛川。

 

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隣には蓮沼川(宮さんの川)がある。

なんで”宮さん”かというと、水源が楽寿園の小浜池のため。

楽寿園はかつて小松宮彰仁親王の別邸だったから。

 

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うわ、綺麗!水遊びしたい。

が、

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↑の3枚の写真の写真をご覧頂ければわかる通り、来訪時には増水のため通行止め

源兵衛川の中は歩けず。

ちくしょう、ちくしょう。

このリベンジはいつか必ず果たすぞ!

 

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川沿いの撮影できる場所からなんとか撮影。

もし歩けたら、きっと爽快感すごいんだろうなあ。

 

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ちょっと下流に歩いた場所には、三石神社の「時の鐘」。

 

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それでも下流の一部は、川の中を歩けるようになっていて、ほんの少しだけ満足。

 

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こんな道、少年心を擽(くすぐ)られるに決まってますやん。

円柱の場所は「けんけんぱ」しながら渡った。

 

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もっと下流の方の場所は、水の苑緑地。

お手洗いも洒落ていた。

蛍とかも見られるらしい。

ガチなカメラで撮影している人が多かった。

 

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あまりにも暑くて休憩した木陰。

 

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「生活」と「自然」が調和するだけあって、川と民家の間に散策コースが設けられている。

水草と水面が太陽光を反射して煌(きら)めいている様子は肉眼ならではだった。

一応映像と画像もひとつずつ載せておく。

 

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※以下、後日リベンジした際の写真

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水位が減って、無事、夏には歩けなかった川の中を散歩することができました!

 

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この駿豆線の橋下から、線路を真近で覗くことが出来る。

 

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この、ちょっと心細い飛び石を渡る。

きっと夏なら水没していた。

水位の低い冬だから橋下を通れた。

 

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大迫力。

 

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夏の写真と比較すると、明らかに水位が低くなっているのがわかる。

 

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柿田川湧水公園

メインの目的地、二つ目は柿田川公園。柿田川湧水群。

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後ろの自転車は自分のものではありません!私はバスで訪れたよ。バスは10分間乗ってバス停から5分歩くイメージ。片道200円だった。

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第一展望台とやらに行く。鳩ポッポが多い。

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「あ、YouTubeで見たことあるヤツだ。」と心の中で思った。ガチなカメラで定点撮影する人がいて、こーゆー人たちがYouTubeに投稿しているのかなと思いましたね。カメラの先をよく見ると、静かに水が湧き出ているのを確認できた。水草の褐色・緑・黄緑、そして水の青、砂のグレーの色合いが素敵。

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第二展望台。これ!これを生で見たくてこの旅行を企画したのだ。滾々(こんこん)と静かに湧く様子は圧巻。肉眼だと奥行きがハッキリわかり、神秘的な雰囲気。

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このように、見るための出っ張ったスペースがあるので、ネットにある画像たちはこの角度から撮影されたものが多い。

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親子のような湧水。こっちも好き。

丸いのは紡績工場が使用していた井戸の名残だそうだ。

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振り向くとその反対側には、緑が映える景色が広がっている。

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このような遊歩道の「木製八つ橋」を進んでいく。

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これは第二展望台の湧水と肩を並べるショット。思わず一人なのに「うわー...」と声が出た風景。来て良かったと心から思えた。向こう側の小屋のようなところにも行こうとしたが、関係者以外は入れないようで断念。

柿田川→中郷温水池

地図で調べたら気になったので、規模は小さめだとわかっていつつも中郷温水池にも行ってみることに。

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ザ・地方都市のようなこの道は地元を思い出す。都会ではない、かといってド田舎でもないこの光景には安心感をおぼえてしまう。わかる人いないかなあ。

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中郷温水池に向かう途中、道路の下に川が。観光地でもない、何の変哲もない川さえも、水が透き通っていて綺麗だ。水の流れフェチなので、これも撮影しておいた。

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さて到着。一応散歩コースになっている。この川の上流は源兵衛川だ。

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ここは冷たい水を農業用に温める溜め池。住宅街とマッチするよう整備され、やはり三島市には「自然」と「生活」の調和・共存姿勢を自分は感じざるを得ない。

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冬の温水池公園

三嶋大社

「水」がテーマの一人旅、三嶋大社も訪れた。体力的に厳しく、1枚しか撮影できなかったのが残念。でも神聖な場所だしパシャパシャやるよりはいいだろうと、自分を納得させる。鹿ちゃんもいたよ。

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昼食のうなぎ

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 お手元に写っている通り、数ある有名で美味しそうなうなぎ屋たちの中から、今回は駅近の「うなぎの坂東」で昼食にした。他のお店はまた機会があったら訪れよう。火曜日が定休日らしいので要注意。静岡の富士山の綺麗な水にさらされたうなぎは美味いに決まっている。綺麗な水を見てから食べるのだから、余計にそう感じる。

千貫樋

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まとめ

【反省点】

大量の水と経口補水液を持参しても飲みきってしまった。都度購入したが、次回はもっと持参しても良さそうだ。水分だけでなく、朝7時から昼12時まで5時間炎天下の中ほぼノンストップで歩いた影響もあるだろう。この体調不良のせいで旅が不完全燃焼になってしまったので悔やまれる。コロナウイルス感染防止の風潮もあり、近場での旅行を考えていたので、悪化する前に早期の自己判断&無理しない早期の自力帰宅は、英断だと思う。休憩時間を計画段階から組み込み、しっかり取りたい。

 

【まとめ】

今回の静岡県三島市駿東郡清水町の「水」めぐり旅行は、

地域の人たちの「生活」、今回の自分のような「観光客」、そして水と緑の「自然」が共存している「まちの様子」を感じる旅行だった。

近年の都市計画や歴史、富士山近くという地理等を調べたらきっともっと発見があるんだろうね。

一人旅万歳!

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境川清住緑地にて。